ミニマリストのあなた、もしくはこれからミニマリストを目指そうとしている方へ
ミニマリストの災害対策について、こんな疑問はありませんか?
・そもそも、ミニマリストにとって防災グッズは不要なのでは?
・ミニマリストが考える必要最小限の防災グッズを知りたい。
・最小限のモノしか持たないミニマリストの防災グッズとか大丈夫?
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は防災意識の高まりからミニマリストになったミニマリスト歴6年のアラフィフ男です。
そんな私がミニマリスト流の防災グッズを紹介します。
防災グッズこそがミニマリストに必要不可欠なもの
ご承知のようにミニマリストの持ち物は必要最小限です。
ミニマリストといっても様々なタイプがいて、必要最小限の基準は異なりますが、あくまでも私的には、
「必要最小限の物とは、持たないと命の危険に関わるもの」
だと考えています。
しがたって、防災グッズはミニマリストにとって必要不可欠なものであり、必要最小限の物から絶対に外してはならないものなのです。
ミニマリスト流の必要最小限の防災グッズを紹介
結論から言いますと、私が常備している防災グッズはamazonで購入した山善の防災リュック30点セットというものになります。
正直なところ、こちらの防災グッズの中身の7割近くは100均でも揃えることができます。しかし、バッグの価格等を考えますと逆に割高になってしまうためこちらのセットものを購入しました。
また、100均に何度も足を運んで、一点一点買い揃える時間や手間を考えたら、セットものを一度だけ購入したほうがはるかに効率的でもあったからです。
一度、アマゾンで山善の防災リュック30点セットを検索して中身を覗いてみてください。(山善 防災リュック 30点セットで検索)
こんな疑問が沸き上がるのではないでしょうか?
「一番重要な非常食が含まれてない」
おっしゃる通りです。
確かに非常食は含まれていません。
なぜ、非常食の含まれてない防災リュックを常備しているのか?
ここで覚えておいてほしいのが、サバイバル3の法則といわれるものです。
サバイバル3の法則とは?
3分
災害時に命をつなぎとめるために最も重要なものです。それは空気です。空気が3分間ない状態ですと、人間は死んでしまう可能性がたかくなります。今はコロナ禍ですので、誰しもマスクは持っていますが、防災リュックの中にも常備しておくべきです。
3時間
空気の次の重要なもの、それは体温の確保です。体温の変化は命にかかわります。そのためにもポンチョやアルミブランケットは必要不可欠なものです。
3日
3日というのは、人間が飲まず食わずでも生きていられる日数です。3日程度でれば水や食料がなくても生きることができます。
3週間 ~
まだ食料はでてきません。3週間というのは水だけで人間が生きることができる期間です。3週間を過ぎてはじめて食料が必要になってきます。
いかがでしょうか?
防災グッズに最も必要だと思っていた食料は順番からいうと、一番最後ということになりますね。
サバイバル3の法則とは、
空気→体温→水→食べ物
の順番で災害対策をしてくださいね、と教えてくれている法則なのです。
もちろん、防災グッズにはこれ以外にも様々あり、常備しておきたいものもたくさんあるでしょう。
しかし、防災グッズは完璧を追求していくと、無限にものが増えてしまい、収拾がつかなくなってきます。
防災グッズが持ち運べない量になってしまっては本末転倒ですよね。だからこそ、防災グッズにも必要最小限のミニマル志向が必要だと思うのです。
今回紹介した防災リュックは、あくまでも一時避難用です。
私の場合、いざという時のための必要最小限の防災リュックを手元に置いておき、災害が長期化する場合の備蓄は別に用意しています。
もちろんその中には非常食も含まれています。それらの長期戦用の備蓄は普段使いしながら、ローリングストック法で絶えず消費と補充を繰り返しています。
今回はいざという時のための、ミニマリストが選ぶ必要最小限の一時避難用防災グッズを紹介しました。