ミニマリストはマキシマリストより楽しみが尽きない
ミニマリストの世間一般的なイメージは、モノは持ってないし、お金もなさそう、何を楽しみに生きているの?
と、いったところではないでしょうか。
ミニマリストの私が言うと、反論にしか聞こえないかもしれませんが、ぶっちゃけ、マキシマリストだった時代より、ミニマリストに転身してからのほうが楽しみが何倍にも増えました。
その理由をこれから話していきます。
楽しみはモノではなく内側にある
以前の私はミニマリストの対極である、マキシマリストでした。マキシマリストとは、自分の好きな洋服や家具、インテリア、はたまた好きなアーティストのグッズなど、物質的なモノで自分を囲み、それらのモノに幸福を感じる生き方です。
一方、ミニマリストの楽しみは、自分の外側にあるモノではなく内面にあります。当然ですが、楽しみを外側のモノに求めますと、お金がいくらあっても足りないということになります。
お金が無限にあるような超富裕層であればともかくとして、普通の庶民が楽しみをモノなどの外側に置いてしまっては、いつかはお金の限界がやってきます。
私自身、マキシマリストだった時代、お金をかけていくらモノを集めても、あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい、、“まだ足りない”と欲求に終わりがなかったからです。
ところが、モノを減らしはじめてからは、楽しみの対象がモノから自分の内面へと変化しはじめたのです。
どういうことかと言いますと、私の例でお話しします。
一眼レフVSスマホのカメラアプリ
私はある時期、カメラを趣味にしようと思い、高額な一眼レフの購入を検討していました。
しかしそんな時、ネットで、iPhoneで撮った写真展というページを見つけたのです
その写真のクオリティには度肝を抜かれました。
「本当にiPhoneだけで撮ったのかいな?しかも、自分が持っているiPhoneよりも低スペックなもので?」と不信感を持つほど美しい写真集でした。その時にハッと気付いたんですね。
写真を趣味にしようと高額な一眼レフの購入を検討していたわけですが、仮に今の自分が高額な一眼レフを買ったとしても、とてもじゃないがこのiPhoneで撮られた写真には叶わない…。
その瞬間に考え方がシフトしました。
弘法も筆の誤りとは言いますが、まずは・・・
「道具は二の次でいいんだ。まずは、今手元にあるiPhoneでこんな写真が撮れるようになるまで腕を上げてみよう。」と…。
この日からiPhoneでの撮影テクニックの研究の日々が始まりました…。
といったら大袈裟ですが、サイトやyoutubeでちょこちょことカメラ撮影のテクニックを調べるのが楽しみになってきたんですね。
いまだに「iPhoneで撮った写真展」のクオリティには遠く及びませんが、多少なりとも上達はしたと思います。
もし私が、「iPhoneだけで撮られた写真集」に出会わずに、一眼レフを購入していたとしたら、恐らく購入した一眼レフにもすぐに満足できなくなり、「もっとハイスペックなもの」、「もっと新しいもの」と、もっと、もっと、で際限なく別の機種を追い求めていたと思います。
以上、ミニマリストになってから、楽しみの対象がモノから内面へと変化した例ですが、これはほんの一部です。
ミニマリストになってから、モノではない心の楽しみを無限に増やすことができるようになりました。
他にもミニマリスト特有のモノに依存しない楽しみ方はたくさんあります。
暇々の投稿になりますが、追々紹介していきたいと思います。
ミニマリストはお金は貯まるし、楽しみは倍増するしでお勧めですよ。
PS、
極論に感じるかもですが、必要最低限のお金があれば、それ以上の金はあってもなくても、どうでもいいという感覚です。金をかけなくても人生十分楽しめますからね。もちろん、生活が破綻しないという安心感もありますよ。