ミニマリストの私の部屋に必要なもの ウォータータンク
ミニマリストの私の部屋に必要なものの一つにウォータータンクがあります。
別にミニマリストでなくても、非常時用の備蓄にウォータータンクは必須のものだと思います。
熊本地震で被災した人に聞いた話です。
地震後に断水して何が困ったかと言ったら、飲み水は当然ですが、トイレで用を足しても流すことができないかったことだったといいます。
その方は、熊本地震を経験してからは浴槽には絶えず水を張った状態にしているそうです。その話を聞いてから私も浴槽には絶えず水を張って非常時に備えています。
ただし、浴槽の水はトイレには流せても飲むことはできないですよね。そのためのウォータータンクなのです。
私の場合は、ウォータータンクの小さい方のふたをコックに付け替えています。水を入れたウォータータンクをコックを下側にして立てるだけで水道の水のように使用することができます。
非常時用の飲料水の備蓄は、1人につき1日3リットル×3日分と言われています。私の場合は20リットルのウォータータンクを備蓄していますので、単純に私一人であれば約7日分の飲料水がまかなえることになります。
ただし、20リットルといえば容器の分をプラスしたら20キロ以上になりますので、結構な重量です。
女性の一人暮らしの方などが飲料水を備蓄する際には、もっと小さな2~3リットル程度のウォータータンクを複数備蓄された方がいいかと思います。非力な女性でも持ち運びが楽になりますからね。
20リットルのウォータータンクに水を満タンにしたものは男でも重いのですが、あえて重くて大きなウォータータンクを部屋に置いているのには理由があります。
私のモノに対する思考法は基本的に、「一粒で二度おいしい」使い方をすることです。これをすることによって、2個あるものを1個に減らせるという効果もあります。
ウォータータンクを筋トレに使う
ウォータータンクの非常時以外の使い方は、ずばり、筋トレです。
20キロの鉄アレイを買っても、筋トレ以外の用途はなかなか思いつきませんね。ですが、ウォータータンクであれば非常時用の飲料水と筋トレの鉄アレイ替わりという、まさに「一粒で二度おいしい」使い方ができます。
ウォータータンクでどんな筋トレをするかですが、主に脇腹の贅肉を落とすサイドベントと上腕二頭筋を鍛えるハンドカールです。
ウォータータンクで脇腹のぜい肉を落とす
こちらが脇腹を鍛えるサイドベントです。
写真ではダンベルで行っていますが、私の場合はダンベルの代わりに20リットルの水を入れたウォータータンクで行っています。
ウォータータンクで上腕二頭筋を鍛える
こちらが上腕二頭筋を鍛えるハンドカールです。私の場合はダンベルでなくウォータータンクで行っています。
実をいうとウォータータンクで筋トレを始めたばかりの頃は、6~7キロ程度、つまりウォータータンクの水を6~7リットル程度入れた状態からスタートしたんです。
満タンではとても重すぎてできなかったんですね。ところが、トレーニングを続けることにより今では20リットル満タンでもできるようになりました。
ウォータータンクを筋トレに使うメリットは、水の量を調節することにより重量が簡単に変更できるという点にもあります。
その他にも工夫次第で色々できそうですね。
ウォータータンク以外の筋トレ
現在ではウォータータンクでの筋トレは脇腹と上腕二頭筋の二か所のみですが、これ以外の筋トレはすべて自重トレーニングです。
例えば、胸と上腕三頭筋は腕立て伏せ、腹筋は足上げ腹筋、肩のトレーニングは壁逆立ち、足のトレーニングはヒンズースクワットといった感じです。
ボディービルダーを目指すのであればともかくとして、健康の維持増進目的であれば、自重トレーニング+ウォータータンクで十分だと思います。
極力お金を使わず、物を増やさず、知恵を使って生活を楽しむ。
今現在の私のテーマでもあります。