ミニマリストになる前の私は、御多分に漏れず、人が右を見ているから右を見、人が左を見ていたら左を見、という何も考えずに右へならえ的な面白みのない人間でした。
流行に乗る、人と同じことをすることに価値を感じていたんですね。今はやっているファッションはこれだなどとTVが言えば、すっ飛んでいき同じ服を買う。
こんな食べ物が今大人気なんです、などとTVが言えば、すっ飛んでいき紹介された食べ物を食べる・・・。
昔の言葉で言えば、「巨人、大鵬、卵焼き」といったところでしょうか。
まさしく何のポリシーもない人間でした。そして踊り踊らされた挙句の果てがゴミだらけになった汚部屋でした。
部屋の中のモノが増えていくのと反比例するように財布の中のお金が減っていきました。そして最終的にモノが散らかりまくった汚部屋になった頃には財布の中はすっからかんになっていました。
そんな時に出会ったのが必要最小限のモノで暮らすミニマリストです。必要最小限主義のミニマリズムのお陰で、急降下して最低限まで落ち込んでいた人生の質が急上昇し始めたのです。
ということでミニマリストの私が捨てた、いらないものの7番目を紹介したいと思います。
いらないものの7番目。それはダイニングテーブルとダイニングチェアです。
ミニマリスト以前の私は当然のことながらダイニングテーブルとダイニングチェアは持っていました。持つのが当たり前だと思っていたんですね。
ミニマリスト思考に目覚めてから、よくよく考えてみたら、ダイニングテーブルもダイニングチェアも全く必要のないだと気づきました。
なぜなら、既にパソコン用として購入したL字型デスクとオフィスチェアがあったからです。もちろん、用途としてはダイニングテーブルは食事用で、L字型デスクはパソコン用ということになっていますが、当時は頭が固く常識に凝り固まっていたんですね。
L字型デスクで食事をするなど頭の片隅にもありませんでした。しかし、一旦、心の持ちようを変えてみたら、何の抵抗もなくなるものです。
まぁ、逆に言えばL字型デスクとオフィスチェアーを捨てて、ダイニングテーブルとダイニングチェアでパソコン兼食事用としてもよかったのですが、PC作業の効率を重視してL字型デスクの方を残すことにしました。
ということでミニマリストの私が捨てた、いらないものの7位であるダイニングテーブルとダイニングチェアの記事でした。